2014年12月28日

【投資家登録+DM登録で1500円+最大1%キャッシュバック!】SBIソーシャルレンディング

やっと5社目が出てきたソーシャルレンディングですが、なぜ、クラウドファンディングのごとく事業者が乱立しないのでしょうか?

私なりにその理由をまとめてみました。

1.ソーシャルレンディングでは、巷にあふれているクラウドファンディング事業者とは違い、お金の提供者に金銭的な配当を行っている事から関東財務局等に第二種金融商品業の登録が必要となる事。また、登録後も金融庁の監査があったり、関東財務局へ色々と報告する必要がある事から管理コストが馬鹿にならない。

2.ソーシャルレンディング事業者は集めた資金で貸し付け事業を行う事から東京都や財務省へ貸金業登録を行う必要がある事。

3.さらに貸金業登録を行うには会社の純資産額が5,000万円以上が必須となる事。

4.貸金業登録には貸金業取扱主任者という国家資格が必要となり、この試験がそれなりに難しい事。

5.ビジネスとして成り立つ為には、銀行傘下のプロミスや銀行等と競って優良な融資先を確保する必要があり、融資1件あたりの獲得コストが数万円(インターネットで集客を行った場合)と多額な事。また、認知度が上がってない事から、せっかく、借入申し込みをソーシャルレンディング事業者が受けてもすでに多重債務者だったりする事が多い事。

6.同様に投資家の獲得も競争が激化しておりマーケティングコストがかさむ事。たとえば、FX業者が1人の投資家の獲得に数万円(インターネットで集客を行った場合)かかっている。

7.5.と6.で述べた通り貸し手(出資者;融資するお金の出し手)と借り手を獲得する費用が高額にもかかわらず、ソーシャルレンディング事業者が得られる手数料は融資額の数%と低利である事から、黒字化するまで長い期間がかかりそうな事。

とネガティブな理由をあげればいくらでも出てきそうなソーシャルレンディングですが、特に7番は深刻で、貸金業法改正に伴い、融資する際の上限金利が18%程度に制限されている事から、貸付事業そもそもが利ざやがとりづらくなっている事です。

同様の業態でIPOがあった米国(レンディングクラブ)では、ペイデーローンという年利に直せば数百%の融資もあり状況が大分異なっております。

とはいえ、ヤフーオークションの出品者と落札者のごとく、自然発生的(今でこそヤフオクのTVCMとかありますが)に獲得コストをかけずに自然とマッチングがなりたつような状況になれば、右肩上がりに成長していくビジネスモデルと考えております。

また、7.について突っ込んで検討すると、融資先や投資家の管理、対金融庁対応等を考えると金融経験者を含めた5人から10人程度の陣容は必要となり、システムやインフラ費用等を考慮すると最低でも月に5百万円以上の費用はかかりそうな事から、黒字化のためには年間の融資額(=出資額、=マッチング額)は数十億円程度は必要となる事です。




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